新シリーズ 楽しい京都弁講座 Vol.7【ほな】
皆さんごきげんよう。
広報の藤澤です。
宜しくお願い致します。
楽しい京都弁講座、本日は7回目『ほな』です。
これは,別れ際に『じゃッ』とか『それでは』というのと同じような使い方をします。
標準語【それでは、さようなら】=関西弁【ほな、さいなら】という使い方をします。
メールの締めの言葉に【ほな】と一文だけ入れると、相手も【ほなね】と返したりするのは、関西ならではないでしょうか。
その他にも【ほな】の使い方として、会話の中で相手の言葉からヒントを得てアイデアを提案するようなシーンでも『じゃあ』とか『それなら』とか『だったら』という接続語がありますが、【ほな】もそれに類する接続語として使われます。
例えば、漫才のネタで『あー、ほなコーンフレーク違うかー』の【ほな】です。
これは、M-1で優勝し、現在も活躍中のミルクボーイの代表ネタからの抜粋ですが、相方のボケ『オカンが言うには 死ぬ前の最後のご飯もそれ(コーンフレーク)で良いって言うねんな』を受けてのツッコミが上記になります。
この場合の【ほな】は、明らかに(さようなら)では無い。
つまり、【ほな】はそれ単体だけでなく、前後の会話の文脈で色んな意味に変化する汎用性のある関西弁なのです。
間違っても『ほなほな』とか『ほなやなー』とか(知ったかエセ関西人)にならないように注意して下さいね。
『ほな さいなら』
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