2014年09月09日 囲碁・将棋

全国大学囲碁選手権 優勝校

42回 (平成10年) 京都大学  第43回 (平成11年) 東京大学  第44回 (平成12年) 早稲田大学  第45回 (平成13年) 早稲田大学  第46回 (平成14年) 東京大学  第47回 (平成15年) 東京大学  第48回 (平成16年) 立命館大学

第54回 (平成22年) 早稲田大学 第55回 (平成23年) 早稲田大学

 

全国高校囲碁選手権 優勝校

第35回 2011年 開成高校  34回 2010年 西京高校 第33回 2009年 新宿山吹高校

第32回 2008年 駒澤大学附属岩見沢高校  第31回 2007年 新宿山吹高校

第30回 2006年 上宮高校 大阪  第29回 2005年筑波大附属駒場高校第 28回 2004年 筑波大附属駒場高校 東京  第26回 2002年 上宮高校 大阪  第25回 2001年 第二高校 熊本  第23回 1999年灘高校 兵庫  第22回 1998年灘高校

上記のように 棋力と偏差値は 比例しています

 

<右脳、左脳を同時に鍛える>

子供の脳の発達にとって、左脳 右脳がバランスよく発達することが望ましい。

左脳は、計算、大きさの比較をしたり、また感覚から入って来る情報を整理し、現実の問題を処理したりする能力を持ち合わせます。

対して右脳は、目の前にない事をイメージしたり、空間的認識をしたり、感性や直感、芸術的創造などに関わっています。

碁を打つ時には、両方の分野を使ので、碁を打つと頭が良くなる(脳の使い方の訓練)という訳です。

 

将棋では 定跡手順や過去の事例を記憶して対局中にその記憶の引き出しから引っ張り出してくる、これは左脳の役割です。

一方で、構想力が問われるような局面や、数手数十手先の局面を頭の中の将棋盤に思い浮かべるような時には、右脳が司る空間認識能力が問われることになるでしょう。。勝つためにはどちらの力も必要になります

 

<現代人一般の脳の使い方は左脳に偏っている>

碁を子供の頃からやっていれば、自然に右脳を使う習慣がつき、左脳だけが偏って発達するという弊害を防ぐことが出来る。また、攻め合い、ヨセでは左脳を十分使わなければならないので、バランス良く発達する。

 

受験勉強を経てきた大学生は左脳が発達して、右脳は未発達なので、小中学生と大学生を比較すると、碁が打てるようになるまでの時間は大学生の方が時間がかかる。 右脳を働かせることが下手なので、「空間的な把握が下手」なためである。

 

碁は実際に盤の上に石を置いて考えることは許されず、打つ前に打ったと仮定して、「それに対して相手がこう来る、自分はこう打つ」という具合に、イメージの中で図を作り、判断した上で打たなければならない。 つまり、打つ前にイメージの世界で打ったと仮定して考えることが要求される。その為右脳を働かせる部分が多い。

 

中国、韓国の教育事情と囲碁・将棋

韓国ではかなり前から囲碁を教える塾がたくさんあります。日本では考えられないことですが、まるで学習塾に通わせるような感覚で、教育パパ、教育ママが囲碁塾に子供を通わせているのです。日本のプロが韓国棋士に勝てなくなったのはそのためだといわれているほどです。

 

また中国では伝統的にシャンチー(中国将棋)が盛んですが、近年日本の将棋を学ばせることが一種のブームといいます。なぜ将棋がよいのかというと、日本の将棋は世界中の将棋で唯一、取った駒が使えます。実に日本文化を象徴するルールですが、このことによって将棋は、チェスやシャンチーでは普通のことである引き分けがごく稀にしかなく、複雑で奥深いゲームに発展しました。

 

中国人いわく、将棋をやると「記憶力がよくなる」「頭の回転が速くなる」「数字に強くなる」…。将棋の教育効果を信じて疑わないようです。中国や韓国の親が子供の脳を鍛えることに熱心なのは、日本よりも出世志向が強く、学歴がものをいう両国のお家事情があるようです。

 

 

<構成力を高める>

 

人格の発達にとって構成力(異なる諸要素を組み合わせて、総合的に使う能力)が重要で、囲碁による構成力アップが効果的である。

碁は、石を取りあう部分的な戦闘から、全体的な戦略、今有利か不利かに応じて積極的に打って出るか譲歩するかの判断、細かい計算をして形勢を判断する能力等々、色々な能力を必要としており、それらを組み合わせて使わなくてはならないので

 

 

マナー

 

囲碁も将棋も、江戸時代から大衆的に親しまれた日本の伝統文化です。そうした日本古来の文化への理解を深めることは、グローバル化された世界の中で将来を担う子供たちにプラスになると思われます。さらに、日本の伝統文化が大切にしてきた礼儀作法が身につくのも、現代の子供たちにとっては重要でしょう。

 

囲碁・将棋では碁盤や将棋版の前に座ったらまず一礼をし、先手、後手を決める際はそれぞれの作法に従って行ないます。対局中はむだな話はつつしみ、盤面に集中します。形勢が開き、負けが確定的になったら、終局を待たずはっきりと「負けました」の意思表示をするのが礼儀です。

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囲碁・将棋のこうした対局マナーを守ることによって、相手を敬う礼儀作法が身につきます。もちろん、礼儀作法が身につくものはこの他にもスポーツや書道などの習い事などたくさんあります。礼儀作法を身につけることを主目的として、わが子に囲碁や将棋を習わせるという方は少ないでしょうが、囲碁・将棋の重要な副産物の一つといえます。

又囲碁将棋とも 礼に始まり礼に終わる 礼儀正しき競技です たとえ対局相手が随分の年下であっても 棋力が自身より 上なら自身からの「お願いします」の一言で 始める

競技です。

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