2014年10月04日 囲碁・将棋

 

沖縄囲碁 事情

沖縄には毎年必ず11月に訪問していました

 

囲碁人口は 東京 大阪 神奈川など 人口の多い都市の順になりますが、

囲碁人口 密度となると おそらくそれは 沖縄だと思われます、

 

大阪などで 街角を 見渡すと 喫茶 靴屋 服屋 携帯電話ショップと目につきますが

沖縄では 町で 一歩入った路地で 空手道場 囲碁クラブが 目に入ってきます。

実際 タウンページの 囲碁クラブ 碁会所の件数は 半端じゃない数です。

 

20~30年前 初めて沖縄訪問時の 感想です その当時 各会社に備わっているのが

碁盤セット 又かなぜか シャワーが会社に

シャワーについては 余談ですが、(私の話しにはいつも寄り道が再々 ごめんなさいね)

沖縄の お酒事情が考えられます、

内地では 会社の帰りに 居酒屋へ 沖縄では一旦 帰って軽い食事と シャワーで小ざっぱりして お出かけ、スタートから 少し違ってますよね、

 

ハーフボトルキープと言う シビアで合理的な飲み方

ボトルから 空のボトルに半分を 移し替えそれをキープ 当然一本キープより 割安

それを 2~3人で飲みほし 空っぽに そして違う 店でも 同じ飲み方 空にして

次の 店に移動となります、

 

これも余談ですが 沖縄の特に 飲み屋は必ず 地元の方と行きつけの店に行ってください 間違っても独りで行って 観光や 出張でとは 言わぬこと

帰り際の 会計が 全然違います 1万円かなと思うところも 地元の方と行くと

2000~3000円なんてざらです。

 

そんなわけで 沖縄では 飲み屋の閉店時間はと言うと 最終の客が帰った時 午前2時~3時ならそこで閉店 朝方までなら そこで 過ぎて昼までならそこで閉店となります

こんな飲酒事情ですので 飲み屋から 会社に出勤も あるみたいで そんなこんなで

会社のシャワーが あるわけです

 

内地にあって沖縄にない 三面記事 「借金苦に 自殺」などの記事 返せぬものは 返せませんと 返せぬことを いちいち 突き詰めて気にしません これは沖縄時間と同じ(30分40分待たしても気にしません これは沖縄の鉄道のない交通事情によります) 性格がきわめて アバウト のんびり屋さんです。

 

随分 寄り道 余談が多くなりました

そんなわけで 沖縄では 囲碁人口密度が 高いです

沖縄には 戦後できた パチンコ以外の いわゆる 内地のような 競馬 競輪 ボート等の 公営ギャンブルがないです こんな事も 碁の盛んさの一旦と言われています。

ゆえに 結構賭け碁も 盛んです、

 

沖縄市の囲碁クラブ テレビは高校野球 これも賭けの対象 夕方からの 大相撲もしかり そして対局中の碁も 然りと言う具合です、

このクラブで こんな注文ありました 碁笥の中に 布かフェルト 敷き詰めてほしいと

確かにそうすると 碁笥に 入れる際の碁石の音が柔らかくソフトで 石音気になりにくいです、 フェルトないと 石音相当喧しく聞こえます これも 賭け碁ゆえの 気になり方でしょう。

 

沖縄では 棋院の有段者名簿を観ると 囲碁の盛んな割には非常に少ないです タウンぺ-ジの 囲碁クラブ欄の多さと真逆、

沖縄県人は 仲間内 グループ内では 無論段位ありますが 段位のため 棋院等に

数万円も出してと言うことは しません それだけ大衆競技として確立されています。

 

沖縄県からは無論 多数のプロ棋士が 輩出されています 9段どまりで タイトルホルダーには 今一歩です(女流名人 知念かおり除く)

大相撲の 名力士と同じで 名力士は 北海道 東北と 寒い地方です 気候や我慢強さ

そのハングリーさでしょう 南になるほど 北に比べそういった面で 少しのんびりと言うかハングリーさに 欠けるのかもしれません。

 

沖縄での食事

名護市にある 宮里そば そのまま食べるほど煮込まれた 軟骨そば

那覇市 牧志の 食堂のフーチバ入り(ヨモギ)そばは 毎日食べても飽きません。

沖縄市の テビチ煮込みと とにかく大好物

 

沖縄でのカルチャーショック2題

那覇市の松尾3丁目のお宅に行こうと 何とか松尾2丁目迄来ました そこに沖縄のおばちゃんが3人 「すみません松尾3丁目はどちらですか」たいがい 右か左か先かとの

返事と思ったら おばさん「あなたたちそこの椅子に座って待ちなさい」「なんで」「も少ししたら郵便屋さんが来るから聞いてみましょうね」「もう来るのですか」「そうさねあと

20分か30分か40分くらいかな」との返事 こんな調子です

 

宮古島は 知念かおりの出身地 池間氏と言う 知念氏を幼少より 育成いわゆるプロ棋士として育て上げた 宮古での師匠 囲碁クラブ経営

挨拶に行くべく 空港で直ぐ 隣のおばさんに 尋ねたら 「少し待ってね一寸電話してくるから」1~2分で終わり「さあー行きましょうとおばさんの車へ」 さあー乗ってと言うわけで 車の中では 息子が柔道で福岡へ試合に行ってる話やら 何やら 話が終わったところで さあーここよ 着きました 「それじゃあ 気付けてね」と 走り去ります。

こんな 調子です。

宮古島余談

島を車で移動 ふと奇異に感じたことあり そうなんです 何と島には橋がないのです

つまり川がないのです 川がないので海に汚れた水が 流れ込まず 海は石垣より美しい

これが 宮古の人の自慢です。 飲み水は 島の地下層に 自然にためられた 地下水を

使用しています。

 

余談もう一題

名護市 沖縄市 那覇と何件か定宿ありますが その一軒 那覇市のお宿の紹介

波の上にある ビジネス旅館「I」 洋間 和室とあり 和室派の私の好み

各部屋 トイレ付 風呂洗濯機は 共用交代制

その驚きの価格は 3.500円 それで2食付です およそ 日本各地 出張族の私の中では

最安値です 民泊素泊まり2.000円はありますが  2食付ですから 沖縄ですので 食事の量は たっぷり 申し分なし

ある朝 具たくさんの味噌汁 「こりゃー美味い」と言ったら 何とあくる朝の 味噌汁

どんぶり通り越して 沖縄そばの ラーメンカップに一杯 おばちゃんにっこり微笑んでました。

ある日 ダブルブッキング 泊まる部屋なし サー困った 結局ホテル前の 経営者おばちゃんの 自宅(母屋)の2階 12畳テラス風廊下付に2泊 風呂も母屋の風呂へ

 

宿泊中 よく電話あり 部屋の空きや 料金の問合せ 3.500円2食付と聞いたとたん

5人に4人は来ません どうも旅館のお母さんとも話すのですが 安すぎて おんぼろ旅館と 思ってしまうみたい そういえば私も初めての 泊まりは こっそり下見したのを思い出します その玄関でばったり お母さんと鉢合わせ なんと 部屋見てから決めなさい と言われそのまんま5泊でした。

 

何やかや こんなのが沖縄人の 人情 気質

そういえばここ4~5年行ってません こんなブログを書くと 無性に行きたくなります。

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