おかげさまで創業200年:かるた・百人一首・ゲーム類・製造・卸・販売

京都大石天狗堂 ニュースブログ

大きな将棋の駒の置物って何?

カテゴリ: 全般,囲碁・将棋 2017.05.27 5:23 pm

皆さんこんにちは。

広報のFです。

よろしくお願い致します。

 

先日、某テレビの某ドラマで、某男性アイドルが某将棋の駒(ここは某、いらんか)を彫っていました。

 

それは、テレビゲーム機本体や、ビジネスバック位のサイズの、将棋の王将の駒のようなものでした。

ご存じな方も多いかと思いますし、私も仕事柄知っていますが、改めて『何の為に存在するのか?』『あれがあると、どうよ?』と思われる方もいるかと思います。

 

その名は【飾り駒(かざりごま。置き駒とも言う)】

欅(ケヤキ)や栓(セン)の木材で製造される事が一般的で、山形県天童市(将棋駒生産日本一)では、引っ越し祝いや開店祝いなどによく入口に飾る縁起物の置物です。

左馬(通常)

何故縁起が良いかというと、理由は沢山あります。

王将の文字の飾り駒は、それこそ将棋の駒の中で最上位が【王将】駒。つまり大将という事で【歩兵】【香車】【桂馬】【銀将】【金将】【角行】【飛車】をしたがえ、会社なら社長、家庭なら家長と、頂点に君臨する威厳と風格のある【王】の存在。

その威厳や風格にあやかり、出世や成功につながる縁起を担いでいるわけです。

 

また、飾り駒で有名な物に左馬(ひだりうま)という馬の漢字を左右反転させた字が彫られた物があります。

これは、【うま】を反転させると【まう】。

つまり【舞う】です。

古来、神前の奉納に舞は欠かせませんでした。

身分の高い者の前で踊りを披露したり、豊作を祝う農民達の踊りなど、観て、踊って楽しむだけではありません。

身を清めた巫女が舞を舞う事により、神を巫女自身の身に乗り移らせる『神がかりの儀式』にも、舞は行われてきました。

舞うという儀式自体が、神を宿す為の憑代のような意味があるのではないでしょうか。

よく魔よけに玄関の脇に、盛り塩で三角錐の山を置いてある家がありますが、あれも上賀茂神社の立砂(盛り砂ともいう)を模しており、神の憑代の意味があります。

詳しく以前書いたブログ【京都パワースポットと百人一首 上賀茂神社編】をご参照下さい。

 

また、天童で将棋の駒作りが盛んになったのは、武士の時代。

武士が馬に騎乗する際、右からだと左腰に差した刀が当たってしまい上手く乗れません。

馬の左側から左足を鐙(あぶみ)に掛け、右足を大きく上げて馬のお尻をまたいで乗るのが、武家の馬の上手い(ウマい)乗り方です。

つまり左馬とは、乗馬の基礎(左から騎乗)が上手くいくという、教えのようなものかと思います。

 

また、栓の木は、名前の通り【栓(せん)】という事から、中身が出ないようにフタをする、中に異物が入るのを防ぎ中身を守る、一旦身に付けた技能や手に入れた財産、幸運などを逃がさないという良いイメージから、縁起の良い銘木です。

そして欅の木は、太い根が地中深く伸び、大地にしっかり張る特性を持ち、樹姿が堂々としていて非常に今後の成長を望む縁起の良い樹です。また、語源が「けやけき木」「際立つ木」であることから、社運の発展を願って植えられる定番の樹。

開業・起業の際の贈り物として、出世・成功・成長・安定などを祈る、非常に縁起の良い銘木です。

 

是非、一家にお一つ如何でしょうか?

 

飾り駒/置き駒【王将】 販売ページ

飾り駒/置き駒【左馬】 販売ページ

 

 

 

 

 

 

 

かるた・百人一首・花札 製造・卸・販売囲碁・将棋サイト 本館 セット・特価品囲碁・将棋サイト 別館 高級品専門

京都の地下水 京都水盆の秘密!なぜ京都の水は美味しいの?

カテゴリ: かるた,全般 2017.05.15 6:35 pm

皆さんこんにちは。

広報のFです。

よろしくお願い致します。

 

イヤ~、暑い!!

 

もうすっかり初夏ですね。

冷たい飲み物が美味しい季節がやってきました。

 

飲み物といえば京都の水は、美味しくて口当たりも軽く、まろやかでのどごしも柔らかいと評判ですよね。

 

それもそのはず、京都の周りは美しい山々に囲まれており、その山に降り注いだ雨水が、西は亀岡・福知山方面から、北は美山・京北方面から、東は比叡山や琵琶湖方面から、河川となり京都市内に流れ込みます。

そして、京都を通り、南の大阪方面に流れて行きます。

その琵琶湖などの水を【蹴上】【松ヶ崎】【新山科】の三箇所の浄水場で浄水処理をし、京都市内で生活用水として活用しております。

 

また上水道だけでなく、山に降り注いだ雨水が地下に染み込み、京都の水瓶に溜まります。

京都の町の下に琵琶湖に匹敵する水瓶があるのは皆さんも もうご存知ですよね。

え!?

知らなかったですと?

 

少しだけ説明しますと、山々に降り注いだ雨水は、長い年月を掛け地面に浸透濾過。

その濾過された水が京都の地下水として(総量211億㎥)になり流動しています。

その水量たるや、前述の通り琵琶湖水の8割近くにもなるそうです。

凄い量の水量泥水の上に硬い岩盤載っていて、その上に1200年の都が載っかっているようなもん。

なんだか、映画アメリのあのスイーツ≪クレームブリュレ≫のうような感じですかね。

ちなみに、正式にはクレームブリュレと言うのが正解らしく、クリームブリュレは誤りらしいですよ。

クリームは英語、クレームはフランス語、ブリュレはフランス語なので、クレームブリュレがフランス映画なので正解かと。

 

 

その京都の地下水が自噴する場所が、京都南方の石清水八幡宮(八幡市)と天王山(大山崎町)の間、地下30m。

丁度、鴨川と桂川と木津川が合流し、淀川となるあたり。

この場所に、豊富な地下水が湧き出ている事と、秀吉が大山崎の合戦のおり建てた日本最古の茶室【待庵(たいあん)】があったり、サントリーの工場があったり、大阪府の中で唯一名水百選に選ばれた水無瀬神宮の『離宮の水』があるのもこの地です。

『やっぱりここだよね!』って感じですよね。

余談ですが、この地(山崎町)の蛇口からでる水は、以前は、90%地下水+10%水道だそうです。

うらやましいですよね。

*2017年6月1日時点の最新情報で、現在の山崎町は地下水を上水に使用していないそうです。

しかし、ミネラル分(カルシウムなど)を含む水の為、蛇口に白い精分が固まりやすく、蛇口など水回りの修理頻度があがってしまうのが難点だったそうです。

そういえば、筆者も社内で加湿器用に、近所の地下水(鳥せい本店横の井戸水)を使用したところ、吹き出し口に石灰質のような白い物が塊付着し取れずに往生しました。

伏見の御香宮神社境内にある湧き水(御香水)や、伏見の酒蔵などにある井戸水は、上記のような清水で、大きなペットボトルで汲みにくる方も、よく見かけます。

京都の人々は、そのため込まれた地下水を汲み上げ、生活用水として使って来ましたが、その水の恩恵と共に生活の大変さもあるのですが、それはまた違うブログにて触れていますので、良かったらご覧下さい。

大石天狗堂ブログ【京都の底冷えとかるたの関係】

 

ではなぜ、京都の水が美味しくて口当たりがまろやかなのか。

 

水には、軟水と硬水があり、1リットルあたりのマグネシウムとカルシウムの含有量で区別されます。

軟水:0~60mg/l(0~100mg/l)⇒口当たりがなめらかで癖が少ない。

中硬水:60~120mg/l(101~300mg/l)⇒軟水よりは癖あり。

硬水:120mg/l(300mg/l以上)~⇒癖があるが、その分ミネラルを同時に補給できる。

*前述 WHOによる分類(一般的な分類)

ほんの数ミリグラムの違いで、これほど口当たりなどに差がありそれにこだわる人間って、ある意味贅沢ですね。

 

しかし水が無いと生きていけませんし(人間だけじゃないけどね)、体温調節にも水分は必要不可欠。

この時期、朝晩は寒く、日中は暑いなんて日もありますが、水分をしっかりとれば、体の発熱量や発汗量が増えますので、体調管理にも良いそうですよ。

 

どこぞの芸能人の健康法に一日に何リットルも水を飲むというものがあった気がしますが、これも出来る人は良いかもしれませんね。

 

でも、日本全国を見ても埼玉・千葉・熊本・沖縄を除き、大きくマグネシウムとカルシウムの含有量は変わりません。

よく環境になじめない事を『水が合わない』と言いますが、日本全体でみると大きく違わないような気もします。

 

本来、日本人が飲みやすく美味しいと感じる硬度は約40~60mg/lだそうです。

主要な都市でも

東京 65.3mg/l

愛知 26.4mg/l

大阪 44.0mg/l

福岡 60.8mg/l

 

逆に、自然豊かで清流や農業の盛んな地域でも、上記の約40~60mg/lの範囲内だとか。

目を見張るほどの違いは、なさそうに思いますが、では、何が違うのでしょうかね。

 

 

やはりそこは、実際に京都に来て、伏見に湧き出す井戸水や、水無瀬神宮の離宮の水などを飲んでお確かめ下さい(あ、逃げた!!)

 

 

 

 

かるた・百人一首・花札 製造・卸・販売囲碁・将棋サイト 本館 セット・特価品囲碁・将棋サイト 別館 高級品専門

碁石の取り扱いと管理法!

カテゴリ: 全般,囲碁・将棋 2017.05.02 1:12 pm

皆さんこんにちは。

広報のFです。

よろしくお願い致します。

 

京都の新緑の季節がやってまいりました。

筆者の感じる京都の魅力は、歴史のある街並みや建物、伝統文化や伝統工芸などが多く残る都市。

そしてなにより、それらを包括する自然と文化の調和と思います。

 

京都の地に来て真っ先に感じるのは、すぐそばに美しい自然があり、その自然と古い街並みが、引き立てあって存在している事が、世界中の人々が感動する所以でしょう。

 

この新緑の季節におすすめは、緑と水の豊富な場所です。

鴨川沿いなら貴船(奥宮)

桂川沿いなら嵐山(渡月橋)

宇治川沿いなら伏見(桃山御陵)

小さな川も無数にあり、寺社仏閣や旧家の壁越しから覗く敷地内にも多くの樹木が生い茂り、清涼さを感じる事が出来ます。

 

これは、エアコンなどの人工の涼しさでは味わえない、水のせせらぎの『音を楽しむ』、林を吹き抜ける爽やかな風を『肌で感じる』、樹々の隙間から指す木漏れ日を『見て楽しむ』。

 

非常に贅沢な≪清涼さ≫ではないでしょうか。

またちょっとした甘味処で冷たい物を頂いたり、木陰で休んで景色を楽しむなど、誰でも楽しめる贅沢な時間です。

 

この連休に京都でゆっくり・のんびりしてみては如何でしょうか。

 

 

さて、大石天狗堂では、かるた・花札・百人一首以外に、囲碁将棋も取り扱っております。

 

その囲碁の道具に欠かせないのが碁石です。

 

良い物ですと何十万円もする碁石。

買った方は、大切に使っておられるかと思います。

 

しかし、日頃よく使っていると、汚れたりしてきますよね。

 

そんな碁石のお手入れ法をご紹介します。

 

その前に、碁石の素材は何で出来ているのか、ご存知ですか?

黒い方(黒石)は、過去には和歌山県、現在では三重県で採取される【那智黒石】という鉱石が材料です。

白い方(白石)は蛤(二枚貝)の殻の厚みのある部分をくり抜き加工して出来ます。

 

したがって、どちらも丈夫ですが、決して壊れないという訳ではありません。

むしろ、硬い床などに落として欠けさせてしまったという方もいるのではありませんでしょうか。

 

そして表面上は綺麗でも、よく見ると細かな傷などがあります。

それもそのはず、碁石を一粒だけ大事に個包装しているのではなく、白180個、黒181個もの石が、袋に入って販売されているので、ガシャガシャとぶつかり合い、擦れあっているのですから傷もつきます。

また、貝殻で出来ている白石には、傷や小さな溝に付着した汚れを放置すると、年月が経つにつれ、黄色く黄ばんだ色になります。

 

IMG_2568

IMG_2567

この細かな傷やへこみに入り込んだ汚れを取るには、表面を乾拭きだけだと取れにくいかと。

そこで、薄めの食器洗い洗剤で素早く洗ってやります。

ここで大事なのは≪過ぎたるは及ばざるがごとし≫

何事もやり過ぎはダメです。

強い洗剤に長時間つけ置き洗いや、お米を洗うかの様にワシャワシャもみ洗い。

ましてや、さほど汚れていないのに頻繁に洗っていては、汚れは取れても肝心の石の方がダメになります。

 

黒石も白石もですが、出来ればぬるま湯か水だけで洗いましょう(特に貝殻に熱湯はワレの原因になるので厳禁です)。

白黒を一緒洗ってもいけません。

理由は、後で白と黒を分けるのが大変なのと、黒石に最初からついてる油分が白石より多く、一緒に洗うとその油が移ったりします。

 

どうしても取れないしつこい汚れは薄めの中性洗剤(食器洗い用洗い用の刺激の弱い洗剤)で洗います(蛤碁石に塩素系漂白剤などもってのほかです)。

しっかり洗剤の精分を洗い落したあと、柔らかな木綿の布などで乾拭きします。

使わなくなった肌着を裂いて使用すれば、余計なお金もかからないですね。

 

 

例えば、白石は『イボタロウ(昆虫の分泌した蝋)』、黒石は『椿油』を使いケアします。

しかし、それらが無ければ、黒石にはベビーオイルミシン油(さらさらした鉱物系の油)など近くのホームセンターにも売っているもので代用してもかまいません。

白石は基本乾拭きだけのメンテナンスで大丈夫ですが、水洗いした際は乾かした後はイボタロウで磨きます。

ビニール袋に白石とイボタロウの粉末を一緒に入れて、なじませるように優しく振りまんべんなく白石全体に付着させます。

袋から出したら、乾拭きして下さい。

 

要は、赤ちゃんの肌に使って大丈夫なら碁石にもほぼ(絶対ではない)大丈夫。

赤ちゃんを熱湯で洗う。

強い洗剤で赤ちゃんを洗う。

赤ちゃんを洗ったあと、何もせず放置。

そんな事、赤ちゃんにする人いないですよね。

赤ちゃんのように碁石も大切に!

 

どうしても汚れが綺麗にならない碁石のお問い合わせは、プロである大石天狗堂まで御一報下さい。

 

 

 

 

 

 

かるた・百人一首・花札 製造・卸・販売囲碁・将棋サイト 本館 セット・特価品囲碁・将棋サイト 別館 高級品専門
かるた・百人一首 製造・卸・販売
囲碁・将棋販売
囲碁・将棋 高級品販売専門サイト
大石天狗堂 Facebookページ
株式会社大石天狗堂 612-8082 京都府京都市伏見区両替町2丁目350-1 TEL:075-603-8688 FAX:075-603-8677
Copyright (C) 2008 - 2017 京都大石天狗堂/百人一首・花札・光琳かるた・いろはかるた All Rights Reserved.