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花札の謎シリーズ6月札『牡丹に蝶』前篇

カテゴリ: 花札 2016.05.30 1:52 pm

伏見 6月

皆さんこんにちは。

広報のFです。

よろしくお願い致します。

 

京都の町も、すっかり蒸し暑くなり、もうすぐ夏がやってくるのかと感じさせます。

でも昼間の暑さから一転、日が沈むと肌寒く感じる気候は、まだ5月なんですね。

 

さてさて、本日のお題は、花札の絵柄でも、一際派手な図案【牡丹に蝶】のお話です。

 

江戸時代の浮世絵師 葛飾北斎が70歳代前半に描いたとされる『牡丹に蝶』に現されているように、非常に優美でいて豪華、”動”を感じる構図であり被写体です。

花札『牡丹に蝶 6月札』

まずこの6月札の花:牡丹

例にもれず、非常に有用で根の皮に【消炎、鎮痛、止血】の効能があるとされています。

日本でも日常生活だけでなく、戦に備え城や屋敷などに植え、非常時に備えたのでしょうね。

また実用だけでなく、見た目の美しさや花の豪華さから『百華の王』とまで言われていました。

百獣の王と言えばライオンですが、百花の王とはまた凄い肩書きをお持ちだったんですね。

そうなると、不老長寿の象徴の松(1月札)や菊(12月札)、日本人の心の花とも呼べる桜(3月札)より、牡丹の方が立場が上なのでしょうか?

 

牡丹の別名も「二十日草」「忘れ草」「天香国色」 「名取草」「富貴草」「富貴花」「花神」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」「百花王」「花王」「花中の王」「深見草」など多数あり、花札の中でもここに来て、いきなり主役級の存在感をあらわしています。

 

 

一時期、中国の国花になるほど愛された牡丹ですが、その中国文化が、鎌倉時代に禅思想と共に日本にやってきました。

日本に来た中国文化、禅思想に牡丹は多く使われており、その高貴さや艶やかさなどが、意匠にも使われるようになったようです。

 

鎌倉前期の関白:猪隅関白こと近衛家実が車紋に使用した事から近衛氏の定紋となり、やがて近衛家・鷹司家の家紋として使用されるようになりました。

その後、天皇家の菊紋・桐紋についで高貴で権威のある家紋として認知さるようになりました。

戦国時代には近衛家との姻戚関係などを利用して、近衛家と誼を通じ、家格を上げたり政治的優位性を計算した大名などがあり、こぞってこの家紋を望んだようです。

伊達家、島津家、鍋島家、津軽、東本願寺家などが牡丹紋を使用していましたが、前述の近衛家との姻戚関係などで手に入れた、いわゆる『家柄』『箔(はく)』なのでしょうね。

長くなりましたので今回はここまで。

次回は、『牡丹に蝶』の蝶の方の話です。

お楽しみに~

20121228-2.jpg

 

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『ちはやふる 下の句』 競技かるたの入門書の様な映画です!

カテゴリ: かるた,全般 2016.05.07 6:23 pm

皆さんこんにちは。

広報のFです。

よろしくお願い致します。

 

競技かるたの青春映画『ちはやふる』

その二部作後編にあたる、(下の句)が絶賛上映中ですが、皆様もうご覧になられましたか?

 

この下の句の見どころは、主人公:広瀬すずさん演じる綾瀬千早のライバル、現役高校生クイーン松岡茉優さん演じる若宮詩暢(わかみやしのぶ)の名台詞

【団体戦なんて お遊びやったって 全員に言わしたるわ!!】

このドスの効いた、潔くもカッコ良いセリフ!

昔の映画【極道の妻たち】の『あほんだら、撃てるもんなら撃ってみい!』を彷彿とさせました。

 

この松岡さんの演技がまた、素晴らしいの一言。

小さな頃からのカルタのライバルでもある、同じ高校生の綿谷新(わたやあらた)に、恋心なのか、同じカルタの天才としての親近感なのか、凄いキュンキュンするツンツンした態度に好感度急上昇。

近江神宮での(どすこいツッパリ)は、コミックスにない名シーン。

是非映画館で、見てみて下さい。

 

それに松岡さん 関東の方なのに、違和感が全然ない関西弁(京都弁)が自然で、女優さんてホントスゲー!と思いました。

 

筆者も映画を観に行きましたが、映画の内容もさることながら、映画館に併設された ちはやふるグッズに感動しました。

可愛いダディベアグッズなんかもあり、この上映期間しか手に入らないお宝です。

当然、劇中に使われている競技かるたも 大石天狗堂謹製の競技かるたです。

是非是非、映画の鑑賞、そしてコミックスの再度読み返し、そしてグッズの購入と、お財布の紐をふんわり緩めて、楽しんでみて下さいね。

 

 

 

 

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