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京都大石天狗堂 ニュースブログ

続・続 裏貼り仕上げと断裁仕上げ

カテゴリ: かるた 2009.02.14 3:28 pm

大石天狗堂 広報の前田です。

今回も前回、前々回に引き続き裏貼り仕上げと断裁仕上げの違いについて

お話したいと思います。

前回の予告通り、何故現在2種類の仕上げのかるたを製造しているのか、ですが

理由は大きく分けて2種類あります。

それは「価格」と「生産量」です。

裏貼り仕上げは丈夫さ、見た目の美しさ、どれをとっても断裁仕上げより上ですが

1部を除いてほとんどが手作りで作っています。

そのため、どうしても価格が断裁仕上げに比べ高額になってしまい、

生産量も少なくなってしまいます。

それに対して、断裁仕上げは比較的低額で大量生産することができます。

そこまでこだわらない、お子様用の練習、遊び用としてなら断裁仕上げでも

十分使って頂けるので現在は並行で製造しています。

ただし、競技かるたでは裏貼り仕上げが必須です。

前回のお話でかるたの反りについてご説明しましたが、

自然に反る以外にももう一つ理由があります。

それは反っているために床(畳)から少し浮いた状態になり、

かるたを取る際、指にかかりやすくなり、かるたが飛びやすくなります。

断裁仕上げだと全面がピタッと床につくため、逆にかるたが取りにくくなります。

昔から競技かるたでは裏貼り仕上げを使用していたので現在もそのまま使われています。

一般の方はそこまでこだわらなくてもいいと思うので、用途、お好みで

お選びいただいていいと思います。

少し話が変わりますが、花札、株札などの裏貼りの製法も今までお話ししたものと

ほとんど同じです。(若干異なる部分はありますが)

これで裏貼り仕上げと断裁仕上げの違いについては一旦終了したいと思います。

まだご質問等がございましたらいつでもお問い合わせください。

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続 断裁仕上げと裏貼り仕上げ

カテゴリ: かるた 2009.02.06 7:39 pm

大石天狗堂 広報の前田です。

前回に続いてかるたの断裁仕上げと裏貼り仕上げの違いについて

お話したいと思います。

前回までで基本的な歴史と作り方についてはご説明しましたが

今回はもう少し具体的にご説明します。

まずこの2種類の仕上がりの違いについてですがしたの画像をご覧ください。

百人一首 反りの比較

左が断裁仕上げ(普及品)右が裏貼り仕上げです。

右側の裏貼り仕上げが少し反っているのがおわかりでしょうか。

これは裏紙に使用している和紙の特徴のせいです。

和紙は水分を含むと伸び、乾くと縮むという特性を持っています。

裏貼りは水分を含んだ糊を使用する為、貼る段階では伸びた状態になっています。

そして貼り終わって和紙が乾いてくると今度は縮み始めます。

そうなるとかるた本体(以下生地)の縁まで包んで密着しているわけですから

生地毎後ろ側(かるた裏側)に引っ張られます。

そして結果上の画像のように少し反った状態で完成するというわけです。

このかるたの反りは以上の理由で技術というより自然現象に近いですね。

ただし1組のかるた(200枚)の反りを一定にする、程よい反りでとどめる、等は

200年で培った技術が生かされています。

では次になぜ断裁仕上げと裏貼り仕上げの2種類があるのか、ですが

このお話は次回にしたいと思います。

今回で完結にしようと思っていたのですが、私の想像以上に話が長くなって

しまっているのでもう少し、この話題で引っ張りたいと思います。(笑)

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