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花札の謎シリーズ!【桜に幕】(番外編)

カテゴリ: 全般,花札 2018.07.27 6:37 pm

皆さんこんにちは。

大石天狗堂 広報Fです。

よろしくお願い致します。

 

京都はホントに暑い‼

死ぬほど暑いです。

雨がたま~に降ったかと思えば、すぐに止み、逆にムシムシして余計に暑いです。

祇園祭の【前祭(さきまつり)宵山行事7月14日~16日、巡行7月17日】、【後祭(あとまつり)宵山行事7月21日~23日、巡行7月24日】に無事終了しました。

但し、まだまだ猛暑日が続きますので、観光で来京の方々も、くれぐれも熱中症対策を心がけて下さいね。

 

さてさて、以前に書きました【花札の謎シリーズ(桜に幕)】で、幕に絵がかれているムカデの様な絵柄について反響があり、その後も色々と調べてみました。

換骨奪胎(かんこつだったい:他人の作品や着想をアレンジし新しい物を生み出すこと)の得意な日本人が、元々何かの構図をアレンジした可能性があると書いた事がありました。

しかし、花札の絵柄に関しては、中国などの大陸から伝来した南宋画【なんしゅうが:12~13世紀に中国南部に成立した漢民族の王朝/南画(なんが)とも呼ばれる画風で、江戸時代 日本でも多くの画家達が影響を受けた】などの文化が影響している可能性がある事から、中国の絵柄や文様を糸口に考えてみました。

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【ムカデ絵柄 説】日本と違い、中国ではムカデを食用・漢方・美容・デトックス・お守り(足が百と書いて百足/ムカデと読む事から客足が増えるという事で商売繁盛・金運アップの御利益があると言われる)

さらには、龍の弟分であるという古事から、龍を威嚇する生物という伝承まであり(龍/竜/竜巻)除けの御利益があると考えがあるようです。

沖縄の資料などには、舟に【ムカデ船旗】を掲げ、竜巻などから船を守り、航海の無事を祈ったという記述があるようです。

※【ムカデと鶏と龍の民話】【ムカデ船旗(マーザハタ)についての民話】【龍が鶏の角を取った民話】など、中国・日本・ベトナムなどアジア圏では、ムカデが龍に対抗する生物として、扱われていたようです。

また【ムカデ船旗】を掲げることの出来たのは、南京船や台湾船など中国の福州(琉球―中国の中継の要衝)あたりの船に掲げられたようで、日本とムカデ船旗を掲げた船の関わりも深い気がします。

沖縄から九州本土にムカデ船旗の伝承が伝わり、さらに日本本土に伝承したかもしれません。

 

行楽時に気になるのが空模様。

雨(龍)除け、雷(龍)除けに【ムカデ旗】の幔幕を張り、悪天候を避け晴天の元 桜の花見をしたのが(花札:桜に幔幕)の場面と考えれば、明治以前の花札三月札はムカデの絵柄ともとれますよね。

 

 

 

【龍の絵柄 説】前述の南宋画の龍の描き方が、龍の回りにたなびく髭や雷など、糸状に伸びる線が、ムカデの足の様に胴体部分から出ている様にも見えます。

古来、龍は皇帝(王)の象徴、鳳凰は皇妃(女王)の象徴でもあり、豊臣秀吉が醍醐の桜を観覧している時に、時の権力者として天皇を差し置き、『我、天なり!』とい気持ちの表れから、この様な絵柄の幔幕を掲げたかもしれません。

 

 

【貝の絵柄 説】エンマノホネガイというトゲトゲが恐ろしげな貝に、なんとなく似ている。

奄美大島やフィリピンなどの海域で発見されており、現代ではネット通販などで1,000円位で買えるようですが、当時は珍しさから使われたのかもしれません。

古代では、『貝貨(ばいか)』という名で、タカラガイという種の貝を使ったお金が流通し、中国最古の王朝と言われる殷王朝(紀元前17世紀)・インド(14世紀頃)・アフリカ(14世紀頃)・オセアニアなどで使われていたようです。

しかも、お金にまつわる漢字には、『貝』の字が使われています。

売(買)/(販)売/(貿)易/(賃)(貸)/(貧)乏/(貴)金属/(財)宝/(貯)金/(賄)(賂)/(貨)幣/(貢)物/出(費)/…。

これらは、古代 貝がお金として使われていた名残だそうです。

金が好きだった秀吉にも、その影響が(少しは)あったかもしれませんね。

 

かなり筆者の妄想が多い今回の記事でした。

それでは。

 

 

 

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